初夢の日に
初心、覚えてますか?
ごくたまにすべてが生まれ変わるような気持ちを抱く瞬間を感じる時があります。風景が光で満ち、樹や花、人はじめすべての生命がきらきらと輝いて見える瞬間。その時の初心を忘れないようにこれから生きて行こう!そう固く決意するのですが次第に忘れてしまいがちですよね。
私は、初心を初心に終わらせないコツがひとつあると思っています。
コツと言うと大げさですが、「初心を抱いてそれが実現する時までは時間差がある。大事なことはゆっくりと起こるから。そして大事なことを実現するには初心と努力と継続が必要だから」というものです。
「気付き」はめちゃくちゃ大切なもの。意識を強く持って、直感を研ぎ澄ませていないと「気付き」自体に気付けません。気付いた時点でひとは変化の登山道を半分登っていると思います。
大切な気付きが訪れても感じるのは一瞬。最終的な果実はゆっくりといくつかの段階に分かれてやってきます。そうしているうちにひとは初心自体自体、その感動自体を忘れてしまいがちです。
初心をずっと忘れないために私は心の中でこう唱えています。
「小さな課題はすぐに解く。大きな夢はゆっくり向きあう。」
そうすると初心を初心で終わらせずに、少しだけ夢に近づける気がします。そう信じることが夢に近づく道のりを楽しむコツかも?夢がたとえ叶わなくても充実した日々を送れるコツかも。
だって夢がすぐにすべて実現しちゃったら、逆に虚しいかもしれないですよね^^